• エリア:広島県安芸郡
  • 家族構成:ご夫婦、お子さま 2 人、祖父母
  • 築年数:約 34 年
  • 施工面積:225.99㎡
  • リフォーム内容:1 階・2 階全面改装
  • 工期:約 4.5 か月

DESCRIPTION

息子さんの小学校入学を控え、実家近くに所有していた土地に家を建てることを検討していたKさま。しかし土地に制限があり、希望するほどの広さが実現できな いことがわかったため再考に。ご家族で話し合い、ご両親が住んでいる実家を二世帯住宅にリフォームすることを決めました。二世帯でも、共通の玄関を挟んで生活空間を分離し、二世帯の心地よい距離感を実現。思い出の家の再生に、広い家を有効に活用でき、ご家族みんなが満足できる家になっています。

LDK

もともと廊下を渡っていた虹梁(写真では赤茶色の長い木の箇所)はそのまま残し、奥の2本の柱は筋交いをプラスし構造補強。1階の天井を撤去した吹抜部は、飾り梁を兼ねた新しい梁に差し替えました。

親世帯 LDK

キッチン正面の窓は工事の途中ですりガラスから透明ガラスに変更。「景色やお客さんが来るのが見えるので、無理を言ったけど変えてもらって良かった」とお母さま。

キッチン

吹抜と段差ができるキッチンの天井は、敢えて下がり天井にして、インテリアのアクセントに。階段との取り合いで難航したキッチンの位置も、子どもが遊ぶ庭が眺められる場所に落ち着きました。ダークブラウンのシックなキッチンカウンターは、角度を変えると、ご主人が大好きなカープの赤が目を引きます。

寝室

和室と広縁を主寝室へ。押入れを全てクローゼットに変更する計画を、提案で一間分は書斎カウンターに変更。上部には奥さまお気に入りのシャンデリアを取りつけました。

クロス使いをとことん悩んで楽しんで

トイレのクロス選びを任せてもらったご主人は、目の覚めるようなグリーンを即決。かわいい 象柄のクロスと合わせて、気持ちが明るくなる空間に。 奥さまが特に悩んだ洗面室。黄色のアクセントクロスを活かすことにしたものの、どんなトーンの黄色を選んで、どの面に貼るか、絵を描いたり模型を作ったり、ベースの白とのバランスを考え抜きました。