• 築年数:326年

DESCRIPTION

築300年以上の古民家を受け継ぐ決断をされたお施主様。迷いながらも、息子さんの「将来この家に戻りたい」という言葉が背中を押し、この家で暮らしていく覚悟を決められました。創建ホームを選ばれた理由は、どんな要望にも「できません」ではなく「どうすればできるか」と考える創建リフォームの課題と向き合う姿勢だったそうです。 リフォームにあたって、300年超の木材と新材の違和感をいかに調和させるかが最大の課題でしたが、職人たちと綿密な打ち合わせを重ね、丁寧に積み上げていきました。辿ってきた歴史とこの先の暮らし、2つが重なり合う住まいを目指し、代々受け継がれてきた欄間や天井をあえてそのまま活かすことで、家の記憶を残しました。 1年近く大工と共に現場で向き合った日々は、「職人さんとの別れがまるで家族との別れのようだった」と語るほど施主様にとって特別な時間に。「両親やご先祖もきっと喜んでくれていると思う」とのこと。長い歴史を持つ家が、新たな暮らしを刻みはじめました。

ホール・ダイニング

古き良き木材の奥ゆかしさは残しつつ、新しい床材との調和を実現。食卓を中心とした居心地の良い空間に

天井・梁

時を重ねた梁は、新しい天井で際立つ意匠に。これからも家族の暮らしを支え続けます。

玄関

重厚感のある格子戸が、新たな玄関として生まれ変わりました。これからも多くの人を迎える家の象徴です。

ダイニングキッチン

梁を活かしたLDKは生活動線に寄り添った間取りに。歴史とゆとり溢れる快適な家族空間。

 

リビング

日本家屋の天井の高さを生かした設計で、広々とした庭を望む解放感溢れる空間に生まれ変わりました。

玄関

上下に通う視線に格子の美しさが映える、ぬくもりに包まれる玄関。家が積み重ねた歴史を感じます。

LDK

大胆な梁の見せ方と新しい木材の鮮やかさ。古き良き歴史の匂いとモダンな暮らしが組み合わさり、これからの暮らしを紡ぎます。