2021.05.07家・お部屋づくり
窓はどんな種類が人気?場所別に見るおすすめの窓の種類とは
住宅において窓は非常に重要な役割を果たしています。
採光や換気といった役割はもちろんのこと、お部屋に開放感を与えてくれるなど気持ちを明るくしてくれるような効果もあります。窓には多くの種類があり、一つひとつ特徴が異なるので、適した場所に設置することが重要です。
今回は人気の高い窓の種類と特徴をご紹介し、場所別に設置が向いている窓をご紹介いたします。
人気の高い窓の種類と特徴ご紹介
まずは一般的に住宅でよく見かける人気の高い窓を3つご紹介いたします。
・おしゃれな窓といえばやっぱり「出窓」
外側に出っ張った窓で、ガラスを左右と全面に取り付けることで広い景色を楽しむことができる窓です。出窓は内側にスペースができるので、インテリアを飾ったり読書や勉強スペースとして活用することができます。
空間に奥行きが出るので室内が広く感じられるメリットがありますが、出っ張った部分に熱がこもりやすく、冬は結露が生じるため断熱対策が必要です。輸入住宅やカフェなどに用いられることが多いタイプの窓です。
・コスパも汎用性も◎「引き違い窓」
日本でもっともよく使われている引き違い窓。
2枚以上のガラスを横並びに溝にはめ込み、障子や襖のようにスライドさせて開閉する仕組みです。外側や内側に扉を開く必要がないのでスペースをとらず構造やデザインが自由に設計しやすい反面、外側のガラス面が掃除しにくいというデメリットがあります。価格が安いことも人気の1つです。
・プライバシー対策万全!「ハイサイドライト」
住宅の前に大きな通りがあると、プライバシーが気になりますよね。
ハイサイドライトは屋根近くの壁に設置される窓のことで「高窓」とも呼ばれます。
窓が高い場所にあることで、通常の窓よりも採光量・通風が確保できるというメリットがあります。住宅が密集している場所でも、隣家の影響を受けにくい窓です。ただし設置場所が高いため、手動での開閉が難しいことや天井の低い住宅ではあまりメリットが得られないという欠点があります。
場所別に考えるぴったりな窓の種類
窓は場所に合わせて種類を変えることが大切です。
ここでは3つの場所を例にご紹介いたします。
・リビングに合う窓の種類
リビングは家族が集まる場所なので通風や開放感を得るために大きな窓が選ばれやすく、なかでもコストが高くなりにくいという理由で引き違い窓がよく使われます。
ほかにはFIX窓(開閉機能がなくガラスをはめただけの窓)をメインにし、すべり出し窓やテラスドアで換気を行うといった複数の窓を組み合わせた設置も人気です。
・寝室に合う窓の種類
心地よい眠りを得るためには防音性と換気性の高い窓がおすすめです。
窓とベッドの距離が近い場合は防音性と断熱性が高い素材を選ぶことが重要です。
すべり出し窓やハイサイドライトは採光量と換気を十分に得ることができ、外部からの視線も遮ってくれるのでおすすめです。
・子供部屋に合う窓の種類
「子供部屋にはたくさん光が入る大きな窓を」と考えている方も多いかもしれませんが、大きな窓はお子さんが成長すると外部からの視線が気になってカーテンを閉めたままになってしまうことがあります。防犯面も考慮して開閉しやすい引き違い窓や上げ下げ窓、開き窓などがおすすめです。
窓で住宅をおしゃれな外観にするポイント
窓は住宅の印象を左右する重要なポイントでもあります。
使い勝手はもちろんですが、以下の4つのことを考えましょう。
・設置位置を揃える
窓の位置は新築やリフォームで失敗の多い場所です。外側から見たときに窓の大きさだけでなく、窓を複数設置するなら、窓の位置ができるだけ揃うように意識してみましょう。
窓の位置と高さが揃うことでスッキリした外観になります。
おしゃれに見える配置はセンスが求められるため、大きさが揃わないと悩んだ場合はプロの意見を取り入れてみましょう。
・目立つ場所の場度はこだわろう
玄関近くや道路に面した窓は非常に目立ちます。そういった場所におしゃれな窓を設置すると洗練された印象の外観にすることができます。
FIX窓はおしゃれな円形の形などデザイン性を重視したものが多く、スリットタイプの窓は適度に視界を遮りつつ、おしゃれな見た目にすることができます。
・網戸にもこだわろう
窓をこだわる際に網戸も一緒に見直してみましょう。最近はレースのように柄の入ったものなど様々なデザインの網戸があります。ちょっと差をつけて窓をおしゃれにするなら網戸にもこだわってみることをおすすめします。
・窓の目的を考えよう
窓の目的を考えれば、設置に適した種類を探すことができます。設置場所やその窓のメリット、デメリットを知ることで窓に対する不満を解消することに繋がります。
外観を意識して窓を設置する際は、使い勝手以外に全ての窓と住宅のバランスを考えることが重要です。自分では難しいと感じた場合は業者に相談し、どのような窓がいいのかを一緒に考えてもらいましょう。
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