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2021.05.22家・お部屋づくり

増築費用はいくら?建築方法によって費用は異なる!

ライフスタイルの変化などによって、今よりも大きい住宅にしたい場合、増築を考える方も多いと思います。しかし増築は規模の大きなリフォームになりますし、費用に不安を覚える方も多いではないでしょうか?

今回は増築にかかる費用について解説いたします。
もしかしたら、思っていたよりも安く済むことだってあるかもしれませんよ。

増築の種類について

まずは増築の種類について3つご紹介いたします。

・差し掛け増築

差し掛け増築とは現在の住宅を軸にし、寄せかけるように増築する方法です。
新たな部屋を継ぎ足すイメージで、3つの増築方法の中でもっとも用いられています。

・おかぐら増築

おかぐら増築とは平屋の屋根を剥がして上層階を増築する方法です。
1階にあたる平屋に強度が足りないようなら、先に強度を上げる工事を済ませてから増築に取り掛かります。

・取り壊し増築

取り壊し増築とは増築したい部分に設置する1階と2階の一部分を解体する増築方法で、現在の住宅の解体と補強が必要になります。

増築の費用について

ここでは増築の費用について触れたいと思います。

・費用例

1階に6畳間を増築するとして、住宅の構造によって費用に差が出るのをご存知でしょうか。

木造で約200万円程度、鉄骨やRC造なら約300万円程度の準備が必要です。
同じ大きさの部屋なのに、構造によって100万円近くも差があるのは大きいですよね。
現在の住宅がどの構造でできていたか確認しておきましょう。

・増築が安く済むパターン

軸となる部分に補強工事が必要なければ、増築費用を安く済ませられる可能性があります。
またバルコニーなどの部分的な増築も、壁や屋根に干渉する場所が限定されるので安く済むことがあります。

・増築が高くなるパターン

先に出たおかぐら増築の平屋のように、下の階の補強工事が必要なときは費用が高くなるかもしれません。
水回りの増築を考えているなら、上下水道管の配管工事が必要か前もって確認しておきましょう。水回りの増築費用を少しでも抑えるなら、現在の水回りの近くに増設するのもおすすめです。

増築で気を付けたい!工事費用以外のこと

最後に増築を行う際に気を付けたいポイントを3つご紹介いたします。

・手続きが必要な場合がある

増築で住宅の床面積が一定以上増えるようなら確認申請をしなければなりません。
確認申請とは各自治体などに対して増築の許可を得るための申請です。
もし申請を行わなかった場合、建築基準法の違反行為にあたります。

業者によっては確認申請を代行してくれるところもあるので、不安な場合は業者に相談してみましょう。
増築は不動産登記簿の変更も必要です。確認申請と併せて尋ねておきましょう。

・工事前には法律や条例、耐震基準をチェック!

確認申請で不適合と判断された場合は、増築できません。
法律や条例、耐震基準などは必ずチェックしておきましょう。
分からないことや不安はリフォームの専門業者に聞いて確認してもらうことをおすすめします。

・工事費用以外にもお金はかかる

増築費用が確保できたからといって、安心するのはまだ早いです。
住宅の状態によっては追加工事が発生しますし、手続きや印紙代などの諸経費も必要になります。

見積もり書に不明な点があれば、必ずリフォーム業者に聞いて疑問を解消しておきましょう。返事が遅い、回答が曖昧な場合は他のリフォーム業者を探したほうがよいでしょう。

増築はリフォームのなかでも大掛かりな工事になりますので、色々な不安があると思います。どのリフォームにも共通することですが、やはり信頼して任せられるリフォーム業者を見つけることがもっとも大切です。

創建リフォームは数々の事例をもとにお客様の理想に沿ったプランをご提案させていただいております。
増築内容や費用でお悩みの方は、是非創建リフォームまでご相談ください。