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2020.12.24お金・制度

【徹底比較!】全面リフォームVS建て替えリフォーム

【徹底比較!】全面リフォームVS建て替えリフォーム-1

マイホームを改修する際、柱や梁などの構造体以外の全てを作り変える「全面リフォーム」と、基礎部分から全て取り壊して、一から住宅を建築する「建て替え」どちらを選ぶのがいいか、迷っていませんか?全面リフォームと建て替えはそれぞれにメリット・デメリットがあるので、それぞれを吟味することが大切です。

全面リフォームvs建て替え お得なのはどっち?

まずは気になる費用面について見ていきましょう。全面リフォームと建替えの相場を調べてみました。

・全面リフォームの相場

住宅の規模やリフォーム内容にもよりますが、一般的に全面リフォームでは1300~2000万円が相場になります。住宅のコンディションが良い場合は800万円以下で済む場合もありますが、これは非常にまれなケースです。間取り変更や外観を変えると更に高額な費用になります。

・建て替えの相場

建て替えの相場は1500~2300万円が相場と言われています。しかし建て替えも内容によっては3000万円を超える高額な費用が必要になることもあります。増築や必要な設備が増えるとプラスで500万円以上必要になることもあるので、余裕をもって予算を組んでおきたいですね。

・お得なのは全面リフォーム

費用の面で言えば、お得なのは建て替えよりも全面リフォームです。全面リフォームと建て替えでは場合によって1000万円以上の差額があります。できるだけ費用を抑えたい方には全面リフォームがお得ですが、全面リフォームにもデメリットがあります。
次の項目からは全面リフォームと建て替えのメリットとデメリットについて、それぞれご紹介していきます。

【徹底比較!】全面リフォームVS建て替えリフォーム-2

全面リフォームのメリット・デメリット

最初に全面リフォームについてご紹介します。費用面ではコスパが良いというメリットがありましたが、他にどのようなメリットとデメリットがあるのかをぜひ知ってくださいね。

・メリット

全面リフォームでは柱や棟はそのまま利用するので、解体する部分が少なく、工期を短く済ませることができます。
工事の内容によっては住宅に住んだまま工事を行うこともできるので、仮住まいを探す手間や引っ越し費用がかからないというメリットもあります。

・デメリット

全面リフォームは以前の住宅の基礎を使ったまま工事をすることになります。そのため、間取りを変更したくても構造上できないことがあります。間取りを変えると工事費用も高くなり、場合によっては建て替えと変わらない費用が必要になることもありますので、間取り変更を考えている方は要注意です。

【徹底比較!】全面リフォームVS建て替えリフォーム-3

建て替えのメリット・デメリット

次に建て替えのメリットとデメリットを見ていきましょう。全面リフォームとどのような
違いがあるのか、比べてみてくださいね。

・メリット

建て替えでは基礎を含む全ての住宅部分を取り換えてしまうので、新しい建材を使うことができます。地盤の状態なども確認できるので、耐震性を上げることができるのは地震が多い日本では大きなメリットですね。全面リフォームではできない間取り変更や設備なども一新することができるので、理想的な家づくりをしたい方には建て替えがおすすめです。

・デメリット

デメリットはやはり費用が高いというところです。解体費用と住宅を新たに建てる費用は別になるので、この2つ分の工事費用が必要になります。
工事中は他に住む場所を確保する必要もあり、仮住まいの場所によっては通勤や通学の方法を確認しておかないといけません。仮住まいに移る時と、住宅に戻る時の引っ越し費用も考えておきたいですね。

いかがでしたか?費用面では全面リフォームが軍配を上げましたが、こだわりが強い方や、自分好みの家を建てたいという方には建て替えの方がお得なこともあります。全面リフォームと建て替えのどちらにもメリットとデメリットがあるので、慎重に判断するようにしたいですね。